ポレポレ坐 お知らせ

2012.4.26.<26年目のチェルノブイリ> 関連企画『26年目の4.26 / いま話したいこと』

<26年目のチェルノブイリ> 関連企画
トーク『26年目の4.26 / いま話したいこと』

■日時:2012年4月26日(木)19:00開場/19:15開演〜20:30
■ゲスト:本橋成一(写真家・映画監督)×纐纈あや(映画監督『祝の島』)
     進行:白石草(OurPlanetTV)
■料金:予約1,000円/当日1,500円
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)E-mail:event@polepoletimes.jp
■主催:ポレポレタイムス社

<26年目のチェルノブイリ>
ポレポレ東中野
ポレポレタイムス社

☆本橋 成一(モトハシ セイイチ)  写真家、映画監督
68年写真集「炭鉱〈ヤマ〉」で第5回太陽賞受賞。以後、サーカス、上野駅、築
地魚河岸、大衆芸能など、市井の人々の生きざまに惹かれ写真に撮り 続ける。
1991年よりチェルノブイリ原発とその被災地ベラルーシに通い、汚染地で暮らす
人々を写し撮る。1995年、「無限抱擁」で日本写真協 会年度賞、写真の会賞を
受賞。1998年「ナージャの村」で第17回土門拳賞受賞。2009年、西アフリカ・セ
ネガルの村でバオバブの樹とともに 暮らす人々を描いた「バオバブの記憶」
(平凡社)を発刊。写真家として活動すると同時に、ドキュメンタリー映画
「ナージャの村」「アレクセイと 泉」「バオバブの記憶」を監督、「水になっ
た村」「祝の島」をプロデュース。最新作は写真集「屠場」。

☆纐纈あや(ハナブサアヤ)
自由学園卒業。
2001年ポレポレタイムス社に入社。映画「アレクセイと泉」の製作・配給・宣伝
に携わる。映画「ナミイと唄えば」のプロデューサーを経てフリー ランスとな
り、初監督作品『祝の島』を2010年に公開。

2012.4.24〜5.6.本橋成一「アレクセイと泉」大判パネル展示

本橋成一「アレクセイと泉」大判パネル展示

映画館・ポレポレ東中野による毎年恒例上映〈26年目のチェルノブイリ〉にあわせ、
Space&Cafe ポレポレ坐では本橋成一による「アレクセイと泉」大判パネル展を開催中です。
カフェの営業時間中、どなたさまもご覧いただけます。ぜひお越しください。

会期:5月6日(日)まで 月曜定休・入場無料
時間:火曜〜土曜10:30〜21:00/日曜10:30〜18:00
※4月26日イベント開催時はご覧いただけませんので、ご注意ください。

2012.4.18.徹の部屋vol.19 「ベースアンサンブル弦311 DVDリリース記念ライブ」

徹の部屋Vol.19「ベースアンサンブル弦311DVDリリース記念ライブ」

■日時:2011年4月18日(水)19:00 open/19:30 start
■出演:ベースアンサンブル弦311
   (齋藤徹・田辺和弘・田嶋真佐雄・瀬尾高志・パールアレキサンダー)
■料金:予約3,000円/当日3,500円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp
■協力:EU-Japanフェスト日本委員会

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DVD/CD/ArtBookはイスラエルのコントラバス専門レーベルKadimaの主力シリーズです。
第4作目に選ばれたことはとても栄誉あることと思いました。私のコントラバス観は、
どうも一般的でないようなので、その点を押し出した演奏をして、
世界のコントラバス関係者の反応を聞いてみたいと思いました。

まず全員ガット弦を使ってもらいました。(ガット弦とは、羊や牛の腸をよじって作る弦で、
楽器の歴史と共に歩んできました。しかし、5〜60年前にスティール弦が取って代わりました。
スティール弦は、細いため弾きやすい。音がハッキリして、音量もあり、音程を正確に取りやすく、
湿度の影響も少ない、上手く聞こえるし、何と言っても安い。ガット弦は音は小さい、弾きにくい、
値段も高いのですが、その中には雑味や不安定さをも含む「すばらしい音色」があります。
生ガット弦だけのコントラバスアンサンブルというだけでも古今東西唯一の試みでしょう。
コントラバスの打楽器奏法、プリペアード奏法(弦に物を挟んで演奏する)、横置き奏法、
イレギュラーチューニングなどなど、私が30年間で発見し培ってきた方法をドサッと盛り込みました。
それをより良く伝えるためにすべて私の作品を演奏しました。韓国伝統リズムを使ったもの、
アルゼンチンタンゴのリズムを使ったものもあります。ある意味、私の全てかも知れません。

この収録へのリハーサルは昨年の4月でした。そうです。3/11の地震・津波
そして原発爆発後の時期に行われました。日本がどうなるかわからない時でした。
(今でもそうなのですが・・・)メンバーの1人パール・アレキサンダーはアメリカに帰りました。
(その後、日本が自分の住み、仕事をする場所だ、と心に決め、家族、友人達の反対を押切って日本に戻り、
リハーサルに合流しました。その時はみんなで抱き合いました。)
コントラバスを運ぶための車のガソリンが手に入らない時期も続きました。

最初のライブはここポレポレ坐でした。ゲストのジャン・サスポータスさんはピナ・バウシュカンパニーの
仕事で台湾まできていて、飛行機に乗る準備をしていましたが、日本に入国できず、ドイツに帰りました。
なんとか参加したいという意志がSkypeというアイディアへ結実し、
当日インターネット経由でドイツから参加してくれました。
映像アーティスト(カイさん)が青空を映写した時、私たちはちょうど全員がベースを横たえ、
その横にひとりひとりが寝転んでいました。まるで津波で楽器と一緒に流され、自分が生きているのか
死んでいるのかわからない状態で見上げる青空、それは強烈な印象として残っています。
東京は、まだまだ緊張状態が続いていて、演者・聴衆が夜に集まって共感を深めることができましたが、
ドイツは何事も無い朝にコンピューターのカメラに向かって踊る事はどんなに想像力が必要だったか、
ジャンさんありがとうございました。(そんな状況を忘れまじ、と思ってこのアンサンブルの名前を
「ベースアンサンブル弦311」と名づけました。)

粛々とリハーサルを続け、三日間のライブ後、スタジオ収録とライブ収録を終えました。
収録のたきしまひろよしさん(plastic rains)の編集も順調に進み、島田正明さん(アケタ)の音調整を合わせて
マスターが早々に出来上がりました。私もコントラバス観などを丁寧に文章で書き、英語にし、パールさんが
添削をしてくれました。小林裕児さん、乾千恵さんの作品提供により、デザインも進みました。
実はその後の制作にまつわる日本・イスラエル・ドイツ間の交渉が難航を極め、
笑ってしまうほどの困難がありましたが、やっとお披露目ができます。

結果オーライ!では出発!!プレパランセ!(用意は良いか!)
(齋藤徹)

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★齋藤徹(コントラバス)http://travessiart.com/
舞踊・演劇・美術・映像・詩・書・邦楽・雅楽・能楽・西洋クラシック音楽・
現代音楽・タンゴ・ジャズ・ヨーロッパ即興・韓国の文化・アジアのシャーマニズムなど
様々なジャンルと積極的に交流。ヨーロッパ、アジア、南北アメリカで演奏・CD制作。
コントラバスの国際フェスティバルにも数多く参加。
コントラバス音楽のための作曲・演奏・ワークショップを行う。
自主レーベルTravessia主宰。

★田辺和弘(コントラバス)
東京芸術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京芸術大学を卒業。
コントラバスを渡辺彰考、永島義男、ツォルト・ティバイに師事。クラシックでの活動の他、
様々なジャンルの多くのアーティストのコンサート、録音にも参加。
なかでもタンゴでは国内の多くのアーティストと共演。オスバルド・ベリンジェリ、
ビクトル・ラバジェン、ホセ・コランジェロ、ウーゴ・パガーノなどのアルゼンチンの
タンゴアーティストとも多く共演している。
最近ではクラリネット奏者の好田尚史と共にジャンルを超えた新たな音楽を模索している。

★田嶋真佐雄(コントラバス)
14歳よりエレキベースを始め、ロックやフュージョンに傾倒。
その後、ジャズに興味を持ちウッドベースを始めるが、技術習得のために
東京音楽大学コントラバス科でクラシックを専攻する。 卒業後、現在は、
ジャズ・ポップス系の活動を軸に、即興・タンゴ・現代音楽・クラシックや、
踊り・画家・写真家などとの活動を展開。
ボーカリストLUNAとのデュオユニット「◯」(まる)を主宰。

★瀬尾高志(コントラバス)
元札響首席コントラバス奏者の藤澤光雄氏に師事。
2001年、キューバ、アメリカ各地を旅しながらセッション・ライブを重ねる。
2006年、横浜ジャズプロムナードコンペティションに『石田幹雄トリオ』で出演し、
グランプリと横浜市民賞を受賞。同トリオでアルバム『張碓』を録音。
高瀬アキ、板橋文夫、林栄一など多くのジャズミュージシャンと共演。
また、コントラバスによるアンサンブル『漢達の低弦-オトコタチノテイゲン』を主宰。
金井英人、井野信義、齋藤徹など日本を代表するベース奏者を招き、
クリニック、コンサートを開き好評を博している現在は、自己のバンドのほか、
田中朋子、奥野義典、南山雅樹、佐々木伸彦らのグループに参加。
寺田町、アイヌのトンコリ奏者OKI、モンゴル・トゥバの音楽DUOタルバガン、
英祐一などとも共演。完全即興のライブなど演奏活動は多岐にわたっている。

★パール・アレキサンダー(コントラバス)
5歳より音楽即興を始め、9歳よりコントラバスを学ぶ。
ミシガン大学でダイアナ・ガネット氏に師事。学生時代は大学の交響楽団に所属し、
現代クラシック音楽の収録に2回参加。その一つ、ウィリアム・ボルコム作曲による
「Songs of Innocence and Experience」(レオナード・スラトキン指揮)は、
2006年にグラミー賞を受賞。 2006年8月の来日以来、新潟において即興活動を開始。
2009年8月に上京し、mori-shige、元Noismの平原慎太郎、マルコス・フェルナンデス、
新井陽子、田中悠美子、等と共演。

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